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 火星 出典:wikipedia
火星移住とは、人類が火星へ移住し、火星の環境の中で生活基盤を形成すること。宇宙移民構想の一つ。

火星は地球から最も行きやすい惑星とされており、今の科学技術でも数ヶ月で到達することができます。現在研究が進められているプラズマ推進機や原子力ロケットが実現した場合、到達時間は2週間程度まで短縮すると考えられています。

火星は地球との類似点が多く、火星への移民が可能かどうか昔から研究されていました。

【地球との類似点】
  • 火星の1日は24時間39分35.244秒で、地球とほぼ同じ。
  • 火星の表面積は地球の28.4%、地球の陸地の面積(29.2%)と近い。
  • 火星と地球の赤道傾斜角が近いため、季節もよく似ている。(火星の1年は地球の1.88年相当)
  • 火星には大気と水が存在する。ただし、大気は地球の0.7%とかなり薄い。水は地中に氷として存在する。

もちろん、類似点だけでは住むことはできず、問題点も多くあります。

【移住への問題点】
  • 重力が地球の1/3しかないため、健康への影響。
  • 平均表面温度が-43℃、最低温度が-140℃にも達する気温の問題。
  • 真空同然と言ってもいい薄い大気。
  • 太陽風を十分に防げない弱い磁気圏。

このように問題点もありますが、それでも、火星の環境は、灼熱の金星、極低温の木星、真空の上に必要な元素がほとんどない月と比べてもはるかに住みやすい環境だと言えます。ちなみに、火星の大気の主成分は二酸化炭素であるため、植物を生育できる可能性があるそうです。

コストの問題さえクリアできれば移住は実現可能とされており、すでにオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」が2025年の火星移住計画を進めています。 25年に最初の4人が火星に住み始め、その後、2年ごとに4人ずつ増やしていく計画となっています。
コスト削減のため「帰星」の手段は用意せず、移住者は火星に骨を埋める「片道切符」の旅になるそうです。

火星移住
 居住ユニットのイメージ 出典:mars-one.com

技術力や安全性を疑問視する声もありましたが、同財団は2013年4~8月に移住希望者を募集したところ、世界140カ国以上の計20万2586人が手を挙げました。
ビデオメッセージや書類などを審査し1058人が選ばれ、その中に男女5人ずつ計10人の日本人が含まれていることがニュースとなり話題になりました。
ソース:二度と戻らぬ火星移住、候補に日本人10人も


最初のミッションのチーム4名を火星に送るには約60億ドルが必要となり、問題のコストはどのように捻出するかというと、当面は投資と一般からの寄付、ミッションが開始すれば地上での訓練や火星に居住している様子をテレビ放映する権利で資金を集めていく予定となっています。
ですが、2014年1月2日のホームページの情報では、寄付はまだ $183,870しか集まっていないようです。






[ネットの反応]

火星移住の計画は本気で進めてるようですごいな。

日本人10人も火星移住実験の候補者に選ばれてんのか、すげえなあ。

火星移住で真っ先に思い浮かぶのが、エドモンドハミルトンの、向こうはどんなところだい?

想像しただけで恐い(;ω;) 地球に帰れないだなんて・・・!いやあぁぁぁ・°・(ノД`)・°・

火星移住計画の話に即座に「僕は・・・いやだ」と返せる

リアルテラフォーマーズ開始か・・・

テラフォーミング計画!虫は送らないでください

二度と戻れぬ火星移住計画か・・・。私には地球どころか日本でも絶望的に広く感じるのに、地球を捨てて別の星に行くってないなぁ~。 あ、でもナメック星なら行きたいわ。最長老様に私の可能性を引き出してもらいたい。



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