B-31氷山とは、2013年11月に南極のパインアイランド氷河から分離した氷山の名称。
その大きさは約660平方キロ、厚さは最大500メートルと、現存するものとしては最大規模の氷山となります。

約660平方キロの大きさというと、東京都23区の合計面積(621平方キロ)よりも大きく、大阪市の面積(223平方キロ)の約3倍の大きさになります。

下の写真は、パインアイランド氷河から分離した直後、2013年11月10日に撮影されたB-31氷山の衛星写真です。



今回、このB-31氷山が外洋に向かい漂流し始めたと、米航空宇宙局(NASA)が発表したため話題になりました。

海面上昇の大きな要因になる可能性はもちろん、その大きさの氷山が外洋に出る事は物理的にも危険を生む可能性があります。
現在、氷山の位置は船舶の往来が少ない海域にあるようですが、間もなく流れの早い海流に達するとみられ、引き続き監視が続けられます。
溶けるまでには1年以上かかる見通しのようで、天候不良などにより追跡が難しくなる事も懸念されています。

このような23区の大きさの氷が海をプカプカと漂っているなんて、考えただけでも恐ろしいです。
ですが、観測史上で最大の氷山は、2000年に分離したB-15氷山で、1万1000平方キロもあったそうです。それに比べたら、今回の氷山なんて可愛いもんですね。


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[ネットの反応]

デカっ!どう流れて行くのかライブカメラ的にずっと追って欲しいな。

南極の分離した巨大氷山見たいなぁヾ(≧∇≦)ニュースでやんないかしら♡

確か南極の氷は飲料水として高く売れたはず 流氷が流れ着いた所は儲けものだな

調べたら琵琶湖くらいやん でかいわ

今計算したら東京ドーム5万個分以上で、でかいなと思った(小学生並の感想)

東京ドーム7600個分やん!!

つまり氷山空母が現実に・・・?

氷山空母の速力?はは・・・・・・・・・・9ノットだばかやろう

ちなみに氷山空母は技術的に可能です。コスト的にアレすぎますけど



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