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 出典:Flickr

イワシ玉とは、ニシン科のイワシ、カタクチイワシ科のアンチョビが何万匹もの群れでつくる球形群。ベイト・ボール(bait ball)とも呼ばれています。

球状や竜巻状などに形を変え、捕食者から身を守るために群れをなすと言われています。銀のカーテンに例えられるその光景は壮大で美しく、ダイバーに好まれる現象でもあります。
一方、群れをなすことで目立ってしまい、さらに他の捕食者を呼び寄せてしまう事もあるそうです。

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 出典:Alexander Safonov's blog(以下同)

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ベイト・ボールは、大きな塊となって捕食者を威嚇する作戦とも言われていますが、サメ等の大型魚類にはあまり関係なく、逆に食べやすい形になってしまいます。
特にザトウクジラにとっては、下方から気泡を放出し群れを小さくまとめる事で、垂直に捕食する一気喰いの絶好のチャンスとなります。
側面からはサメやマグロやイルカ、上空からは鳥、下方からクジラに襲われ、逃げ場を失った魚たちがパニックで塊になっているだけかもしれません。


今回、神戸市の須磨海浜水族園がゴールデンウイークの目玉として8年ぶりの復活となる約2万匹のイワシ玉を用意していました。
しかし、同じ水槽内のサメや大型アジの餌食となり、想定以上のハイペースで捕食されてしまう結果となりました。

以前はサメやアジも小さく共存できていたようですが、8年の年月を経て、飼育員さんは「あいつら、成長して変わってしまった…」と語っているそうです。
『他の魚から身を守るため群れになって泳ぐ姿はもはや芸術的』などとPRしていましたが、ベイト・ボールに防御能力が無いことを証明してしまう結果となってしまいました。
ソース:GWの目玉のはずが “イワシ玉”2日で消滅の危機

ちなみに、須磨水族園では全国の漁師から魚の提供を受けていて、イワシは1匹10円程度で取引されてるそうです。

[関連する動画]

どちらも短い動画なので、最後まで見ることをお勧めします。



[ネットの反応]

目の前に餌が泳いでるんだもんなwwwwww喰っちゃうよなwwwww水族館のGW企画

食べられちゃったのか。。。。

そりゃ食べちゃうわ!ww

食べ放題だね。

そりゃ死んだ冷凍魚より活き造りの方美味しいよね。

イワシ玉不憫・・

イワシ玉…どこの水族園の話かと思ったら須磨やん…(;´д`)同じ水槽で食べられていいの…?

餌入れただけじゃんw

サメ「イワシ玉うめえwww」

新しいコピペ誕生か?(笑) 飼育員「あいつら、成長して変わってしまった…」

魚でさえ変われるのにお前らときたら・・・

おもしろい!!ある一定の生態系範囲の中で、ある生物が不自然な程数が増えることはできないということか。ふむふむ。

なんで食われないんだろうってずっと思ってたが、やっぱ食われてたんだな。

イワシ玉残ってるか見に行こうかな

「見ろ、まるで人間がイワシのようだ」とムスカではないどこかのムラの誰かが言い始める気がする。

イワシ玉食べちゃうくらいなら私をお食べ!ホラ!!

思えば、水槽の中でどんどん小さくなってゆくイワシ玉のような人生だった…


[おまけ]

 4月30日 11時
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 4月30日 14時

 4日間で全滅ワロタw

 ワロタ…(ノω・、)


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